さらばイトーヨーカドー!! 落日し、ハゲタカファンドの餌食となった原因とは何か!?

セブン&アイ・ホールディングスは、傘下のスーパー、イトーヨーカドーなどの中間持ち株会社ヨーク・ホールディングスの株式売却を米投資ファンドのベインキャピタルに優先交渉権を与える方針を決めた。(2025年2月22日)

ハゲタカ(ファンド)とは美味しいところだけをつつき、後の残がいは他のケモノたちが食い合う。

思い起こせば、今から30年ほど前には、テレビニュースの新入社員の入社式映像は約1000人にも及ぶイトーヨーカドーが常連だった。
そのくらい、デパートが斜陽となり、その分イトーヨーカドーが大攻勢をかけていた。

あの百貨店の伊勢丹をイトーヨーカドーが買収か?というニュースも流れ、伊勢丹は主要銀行の三菱銀行にスーパーの傘下にだけはなりたくたいと泣きついて救ってもらったとも噂された。

当時のイトーヨーカドーの店舗は都市部を中心にデパート的な綺麗な外観となり、洋品や靴売り場などもデパートのような華やかさ。

伊勢丹のカリスマバイヤーとして「バーニーズ・ジャパン」、「解放区」、「リ・スタイル」などを立ち上げ大成功させた藤巻幸夫氏を起用し、イトーヨーカドーの衣料部門の立て直しに取組み成果を上げた。
そして、さらにその後の展開という段階で足踏みが続き藤巻氏は退社している。

「イトーヨーカドー」
16画の大吉数。最大の欠点はワンマン体制になる点。
そして最悪なのは「ト」、「ド」の大凶文字2つ。

★「ト」(ト=ド)
「ト」は「止」からつくられた文字です。
勢いが止まる、停止するといった意味〜
■「名前で人生は9割決まる」(なかやまうんすい著)271〜272ページ記載

それに加えて、セブン&アイ・ホールディングスの

・代表取締役 社長・井阪 隆一氏の名前。

総運34画
最悪な画数で、私は努力や苦労が実らぬ大凶分裂悲運数と自著に書いている。つまりツキに見放された運勢。

・代表取締役 副社長・伊藤 順朗氏の名前。

総運50画。
これまたもっと最悪。この人はイトーヨーカドー創業者の子息。
名前から判断すると、むしろファンド側に売りたがっていた人と私は見る。

この二人は創業者とともに、セブンイレブンのお家騒動で鈴木敏文、元イトーヨーカドー最高経営責任者の追い出しの中心とも噂されていた。

これではイトーヨーカドーは救われない。
この2人の名前の詳しい運勢については、「名前で人生は9割決まる」(なかやまうんすい著)72ページ〜記載、94ページ〜記載を読んで頂きたい。

30年ほど前の、ユニクロが快進撃を国内で続けようとしていた時、その時代、世間ではすでに、衣料品の量販店や路面店はとっくにに終わっている商売とみられていた。
しかし、現実はその後世界に、うって出て気がつけばフォーブス世界長者の常連となっている。

最近では食品スーパーのロピアが買収につぐ買収で快進撃している
これだって、斜陽、人口減で頭打ちと言われたスーパーという分野だ。
もちろんユニクロにはまだまだとても及ばないが、
この2つの企業には最強吉文字「ロ」が入っている。

ロ→人と人がつながり、人脈からしごとが発展する吉文字。
「ロ」は、「呂」の漢字がもとになる字で、つらなるなどの意味を持つ大強吉運文字。

■「名前で人生は9割決まる」(なかやまうんすい著)272ページ記載

結局、斜陽産業と言われようとやり方次第ということなのだ。

ロピアにできてイトーヨーカドーができなかったワケもない。

ユニクロだって、伊勢丹買収か?
という時の勢いに乗っていたイトーヨーカドーが、分社化などをして進めていたら出来たかも知れない。

しかし、その発想や戦略というものは努力して生まれるものではない。

時の運、つまり名前がもっている「運」だと私は確信している。知恵やツキを味方につけ世間を味方につけるのが「運」。

昨年のイトーヨーカドーの衣料品部門等のFOUND GOODへの転換は、一時のスーパー西友(20画)がハゲタカに食い散らかされた惨状と同じで見るも無残。

フッションの、三峰、タカキュー、マルフル、そして三愛などがユニクロよりも早く、半世紀も前に起業していながら、行き着けなかった「頂点に登りつめる」という運。

いつも思い出すのは、目の前で聞いた、初代国民栄誉賞受賞者の福岡ソフトバンクホークス取締役会長・王貞治さんの言葉。「人は努力だけではダメなんです。運がなければダメなんです」
あれほど「努力の人」と言われ、寝る間も惜しんでバットを振り続けて練習し、ホームランの世界記録を作った人が言った「言葉の意味」はあまりに大きすぎる。

ブログ読者の方々には努力だけでなく、「運」をとことん強めてこれからの人生を謳歌して欲しいと思います。

2025年2月22日

なかやまうんすい